NHK徳島(四国地方)の2023年4月21日朝のニュースで本プロジェクトが取り上げられました。本プロジェクトを進める髙木、山田(未来の食卓)が、阿波晩茶の現状を若い世代に知ってもらおうと、4月20日四国大学で講義を行いました。阿波晩茶の手摘みは暑さの厳しい7月から8月に急斜面の茶畑で行われる重労働であることや、高齢化が進み生産者が急激に減っていることなど、厳しい現状を伝えました。
そのうえで、「農家によって味が違うのが阿波晩茶の特徴で、農家が一件いなくなるのは文化がひとつ消滅するということだ」と話し、阿波晩茶を文化として将来に繋いでいく大切さを訴えました。
講演を聴いた学生は「阿波晩茶のことはよく知らなかったが、お茶を飲んで話を聞き、興味を持つことができました」と話していました。
別の学生は「生産者がどんどん減っているというのが衝撃だった。将来に残して行くために周りの人に魅力を伝えていきたい」と話していました。
学生たちは産地を訪れて茶摘みを体験したり、若者へのPR方法を考えたりして阿波晩茶の文化の継承について学んでいきます。